目次
使わない鉄材を売りたい方へ|買取できる種類・査定前の準備・売却方法
工場や倉庫、建設現場、作業場などに、使わなくなった鉄材が残っていませんか?
「古い鉄材をまとめて売りたい」
「サビた鉄でも買い取ってもらえるのか知りたい」
「大きくて自分たちでは運び出せない」
「処分費用をかける前に、買取できるか確認したい」
このようなお悩みを抱えている事業者様は少なくありません。
使わなくなった鉄材は、状態や種類、数量によって、廃棄物として処分するのではなく、鉄スクラップとして買取を相談できる場合があります。
この記事では、売却を検討できる鉄材の種類、査定前に確認したいポイント、分別方法、持込買取と出張引取の選び方を分かりやすく解説します。
株式会社末徳が取り扱っている鉄スクラップの種類や現在の価格については、スクラップ買取金額一覧をご確認ください。
使わない鉄材は捨てる前に買取を確認しましょう
鉄材は、工場設備の入れ替え、建物の解体、倉庫整理、製品の製造、機械の修理など、さまざまな場面で発生します。
一見すると処分するしかないように見える鉄材でも、資源として価値が残っていることがあります。
そのため、使わない鉄材が出た場合は、すぐに廃棄するのではなく、まずはスクラップ買取業者へ相談することが大切です。
特に、まとまった量の鉄材を処分する場合は、廃棄費用がかかるケースと、スクラップとして売却できるケースでは、最終的な負担が大きく変わる可能性があります。
ただし、鉄が含まれているものが、すべて必ず買取対象になるわけではありません。付着物、汚れ、形状、材質、数量などによって取り扱いが異なるため、事前に確認しましょう。
買取を相談できる鉄材の種類
使わなくなった鉄材には、さまざまな種類があります。
工場、倉庫、建設現場、解体現場などでは、次のような鉄材が発生します。
- 鉄板
- 鉄骨
- 鉄筋
- 鋼材
- アングル
- チャンネル材
- パイプや配管
- 単管パイプ
- 鉄製の棚やラック
- 架台やフレーム
- ボルトやナット
- 金型
- 機械部品
- 工具
- 台車
- 鉄製のケース
- 工事や加工で余った端材
- 解体工事で発生した鉄くず
使用できなくなったものや、長期間保管していたものでも、鉄スクラップとして買取を相談できる場合があります。
倉庫内に鉄材や金属部品が大量に保管されている場合は、倉庫のスクラップを片付ける方法もあわせてご覧ください。
鉄材を売る前に確認したい5つのポイント
使わない鉄材をスムーズに売却するためには、査定を依頼する前に状態や数量を確認しておくことが重要です。
1.鉄材の種類と形状を確認する
まずは、どのような鉄材があるのかを確認しましょう。
正確な材質や名称が分からない場合でも、次のような情報があると、買取業者が判断しやすくなります。
- 鉄板や鉄骨などの種類
- 最も大きな鉄材の縦・横・長さ
- 厚み
- 本数や個数
- おおよその重量
- 使用されていた場所や設備
- 切断されているかどうか
重量が分からない場合は、軽トラック何台分、パレット何枚分、保管場所の何割を占めているかなど、分かる範囲で伝えましょう。
2.鉄以外の素材が付いていないか確認する
鉄材に異物が多く付いていると、査定区分や買取価格に影響する場合があります。
例えば、次のようなものです。
- 木材
- プラスチック
- ゴム
- ガラス
- コンクリート
- 断熱材
- 土や泥
- 布や紙
- 銅やアルミなど別の金属
簡単に取り外せるものは、無理のない範囲で分けておくと、材質を確認しやすくなります。
ただし、取り外しに工具や切断作業が必要な場合は、無理に分解する必要はありません。作業時間や人件費を考えると、そのままの状態で相談したほうが効率的な場合もあります。
3.油や液体、危険物が残っていないか確認する
機械部品、タンク、配管、設備などには、油や液体が残っていることがあります。
次のような状態の鉄材は、通常の鉄スクラップとは異なる確認が必要になる場合があります。
- オイルが付着している
- 燃料が残っている
- 薬品が付いている
- 液漏れしている
- 密閉された容器になっている
- ガスが残っている可能性がある
- 内容物が分からない
危険を伴う分解、穴あけ、切断などは行わず、現状が分かる写真を撮影して買取業者へ相談しましょう。
4.サビや塗装の状態を確認する
屋外や湿気の多い倉庫に保管されていた鉄材は、サビや腐食が発生していることがあります。
サビているからといって、必ず買取できないとは限りません。鉄材の状態、付着物、厚み、数量などによっては、鉄スクラップとして相談できる場合があります。
また、塗装されている鉄材についても、塗膜の状態や素材の構成によって取り扱いが異なります。
サビや塗装を落とすために、長時間かけて研磨する必要はありません。まずは現状のまま写真を撮影し、買取可能か確認する方法がおすすめです。
5.搬出方法を確認する
大量の鉄材や長尺物、重量物を売却する場合は、買取価格だけでなく、搬出できるかどうかも重要です。
事前に次の点を確認しましょう。
- トラックが保管場所まで進入できるか
- 積み込みスペースがあるか
- フォークリフトを使用できるか
- クレーンや重機が必要か
- 鉄材を人の手で運べるか
- 建物内に階段や段差があるか
- 鉄材の切断が必要か
- 搬出を希望する時期
大型の鉄材を無理に動かすと、転倒、落下、挟まれなどの事故につながる可能性があります。
自社で安全に搬出できない場合は、出張引取が可能か相談しましょう。
使わない鉄材を少しでも適切に売るためのポイント
鉄材の査定を受ける際は、事前の準備によって確認がスムーズになることがあります。
鉄と非鉄金属を分ける
鉄材の中に、銅、アルミ、ステンレス、真鍮、電線などが混ざっている場合は、可能な範囲で分けておきましょう。
鉄と非鉄金属では査定区分が異なるため、すべてを一緒にしてしまうよりも、素材ごとに分けたほうが確認しやすくなります。
磁石に付くものは鉄系である可能性がありますが、磁石への反応だけでは正確に判別できない金属もあります。
材質が分からないものは「不明な金属」として別にまとめ、専門業者に確認してもらいましょう。
異物を無理のない範囲で取り除く
木材、ゴム、プラスチックなど、簡単に取り外せる異物は分けておくと、鉄材の状態を確認しやすくなります。
ただし、電動工具を使った切断や、重量物の分解など、危険を伴う作業は避けてください。
専門的な知識がない状態で機械や設備を分解すると、ケガだけでなく、内部に残っていた油や液体が漏れる可能性もあります。
種類や形状ごとにまとめる
鉄板、鉄骨、配管、機械部品、ボルトなど、種類や形状ごとにまとめておくと、数量や重量を確認しやすくなります。
小さなボルトやナット、金具などは、箱やコンテナにまとめておくと持ち込みや積み込みがスムーズです。
使わなくなった機械部品や金属部品の整理方法については、使わない金属部品の処分方法でも詳しく解説しています。
複数の写真を用意する
電話やお問い合わせフォームから相談する場合は、鉄材の写真を用意しておきましょう。
次のような写真があると、状態や搬出条件を伝えやすくなります。
- 鉄材全体が分かる写真
- 正面から撮影した写真
- 別の角度から撮影した写真
- 大きさが分かる写真
- サビや付着物が分かる写真
- 保管場所全体の写真
- 搬出経路や入口の写真
写真だけで最終的な査定額が決まるとは限りませんが、買取や引取が可能か判断するための参考になります。
最新の買取価格を確認する
鉄スクラップの価格は、市場相場などの影響によって変動します。
以前確認した価格と現在の価格が異なる場合もあるため、売却を検討する際は、最新のスクラップ買取金額一覧をご確認ください。
数量や状態によっても査定内容が異なるため、正確な金額については事前にお問い合わせください。
持込買取と出張引取はどちらを選ぶ?
鉄材の売却方法には、主に持込買取と出張引取があります。
少量で運搬できる場合は持込買取
次のような場合は、スクラップ買取業者のヤードへ直接持ち込む方法が向いています。
- 自社の車両に積める
- 少量の鉄板や鉄くず
- ボルトや金属部品
- 短い配管や端材
- 自社で安全に積み降ろしできる
- 保管場所から取り出しやすい
株式会社末徳では、持ち込まれたスクラップを計量し、状態や種類を確認したうえで査定を行っています。
持ち込み先の所在地や営業時間については、株式会社末徳の会社概要をご確認ください。
大量・大型・重量物は出張引取を相談
次のような場合は、出張引取を相談する方法があります。
- 鉄骨や鉄筋が大量にある
- 長尺の鋼材や配管がある
- 大型の機械や設備がある
- 倉庫全体を整理したい
- トラック数台分の鉄材がある
- 自社で運搬できない
- 重量物の積み込みが難しい
- 解体現場や建設現場から回収してほしい
- 定期的に鉄スクラップが発生する
株式会社末徳では、持込買取のほか、数量や搬出条件に応じて、工場、倉庫、解体現場などから発生するスクラップの出張引取に対応しています。
詳しい対応内容については、株式会社末徳の業務紹介をご覧ください。
鉄材の買取を相談するときに伝える情報
使わない鉄材を売りたい場合は、次の情報をまとめておくと、問い合わせがスムーズです。
- 鉄材が保管されている住所
- 法人または個人
- 鉄材の種類
- おおよその数量
- 大きさや長さ
- おおよその重量
- サビや付着物の状態
- 油や液体の有無
- 鉄以外の素材が付いているか
- 持込または引取の希望
- トラックの進入可否
- フォークリフトや重機の有無
- 希望する売却時期
- 鉄材や保管場所の写真
鉄材の正式な名称や材質が分からなくても、分かる範囲で問題ありません。
鉄材全体と保管場所が分かる写真を複数用意しておくと、状態や搬出条件を確認しやすくなります。
使わない鉄材の売却でよくある質問
サビた鉄材でも売れますか?
サビがある鉄材でも、状態、付着物、数量などによっては買取を相談できる場合があります。
サビを完全に落とす必要はありません。現在の状態が分かる写真を撮影し、事前に確認しましょう。
少量の鉄くずでも持ち込めますか?
少量の鉄材や金属部品でも、品目や状態によっては持込買取を相談できます。
ボルト、ナット、金具などの小さな鉄くずは、箱やコンテナにまとめておくと確認がスムーズです。
鉄とアルミやステンレスが混ざっていても大丈夫ですか?
混ざった状態でも相談できますが、可能な範囲で鉄、アルミ、ステンレスなどを分けておくと、材質ごとの確認がしやすくなります。
分解が難しいものは、無理に取り外さず、そのままの状態でご相談ください。
長い鉄骨や配管も売れますか?
長尺物については、長さ、重量、数量、積み込み方法などの確認が必要です。
自社で安全に運搬できない場合は、出張引取の対応可否を事前に相談しましょう。
大型の機械や設備も買取できますか?
機械や設備には、鉄だけでなく、銅、アルミ、プラスチック、油などが含まれていることがあります。
設備の種類や状態によって取り扱いが異なるため、分解せず、全体の写真、型式、大きさ、数量、油や液体の有無を伝えてください。
価格だけ事前に確認できますか?
鉄材の種類、状態、数量、付着物などによって査定が異なります。
写真や詳細情報を送ることで、おおよその取り扱いや価格について確認できる場合がありますが、最終的な査定は実物の確認や計量後となることがあります。
まとめ|使わない鉄材は処分前に買取可能か確認しましょう
使わない鉄材は、すぐに廃棄するのではなく、鉄スクラップとして売却できるか確認することが大切です。
売却前には、次のポイントを確認しましょう。
- 鉄材の種類、数量、大きさを確認する
- 鉄以外の素材を可能な範囲で分ける
- 油、液体、危険物が残っていないか確認する
- サビや付着物が分かる写真を撮影する
- 少量なら持込、大量・重量物なら出張引取を検討する
- 最新の買取価格を確認する
- 危険を伴う分解や切断は行わない
株式会社末徳では、鉄、銅、アルミ、ステンレス、電線などの金属スクラップについて、持込買取や出張引取のご相談を承っています。
「工場にある使わない鉄材を売りたい」
「倉庫にたまった鉄くずをまとめて整理したい」
「大型の鉄材なので自社では運べない」
「サビた鉄でも買取できるか確認したい」
このような場合は、鉄材の写真、数量、大きさ、保管場所などをご用意のうえ、
株式会社末徳の各種お問い合わせからご相談ください。
不要になった鉄材を適切に分別して売却することは、保管スペースの確保だけでなく、金属資源の有効活用にもつながります。
鉄スクラップが買取後にどのように再資源化されるかについては、
金属スクラップはどのようにリサイクルされる?もあわせてご覧ください。

