10月も終わりに近づき、朝晩はだいぶ冷え込むようになってきましたね。
日中は作業しやすい気候になりましたが、朝と昼間の気温差が大きい日もありますので、皆さまも体調にはお気をつけください。
また、先日のPHPに関する問題についてですが、幸いにも弊社への影響はなく、ホームページや買取業務も通常どおりご利用いただける状態となっております。
引き続き安心してご利用いただければと思います。
さて、今回は鉄スクラップの買取でよく使われる「ギロ材」についてのお話です。
弊社のホームページでも、鉄スクラップの買取価格を「ギロ材S」「ギロ材A」「ギロ材B」「ギロ材C」に分けて掲載しています。
ただ、初めてスクラップを売る方にとっては、何が違うのか少し分かりにくいかもしれません。
今回は、それぞれの特徴や査定時に確認するポイントについてご紹介します。
目次
そもそも「ギロ材」とは?
ギロ材とは、主にギロチンシャーと呼ばれる大型の切断機で加工する鉄スクラップのことです。
ギロチンシャーは、鉄骨や鉄板などの長い鉄材を、再利用しやすい大きさに切断するための機械です。
建物の解体工事や工場設備の撤去などでは、鉄骨、鉄筋、鋼板といったさまざまな鉄材が発生します。
こうした鉄材は、そのままでは長すぎたり、大きすぎたりするため、必要に応じて切断加工を行います。
その加工対象となる鉄スクラップが、一般的に「ギロ材」と呼ばれています。
つまり、ギロ材という名前だからといって、必ずしもすでに切断された鉄材というわけではありません。
これから切断加工する鉄材も、ギロ材として取り扱われることがあります。
ギロ材S・A・B・Cは何が違う?
鉄スクラップは、同じ鉄であっても厚みや形状、付着物の有無などによって買取区分が変わります。
ギロ材も同様で、一般的には厚みのある鉄材と薄い鉄材では、査定時の扱いが異なります。
ただし、ギロ材のS・A・B・Cについては、すべての買取業者が同じ基準で分類しているわけではありません。
ここでは、それぞれの区分の特徴を見ていきましょう。
ギロ材S|上位の買取区分
ギロ材Sは、株式会社末徳の買取価格表において、ギロ材Aよりも上位に設定されている区分です。
鉄スクラップの査定では、厚みだけでなく、材質や形状、加工のしやすさ、異物の混入状況なども重要になります。
ただし、ギロ材Sについては業者ごとに取り扱いや判定基準が異なるため、「厚さが何mm以上なら必ずSになる」と一律に決められるものではありません。
Sに該当するかどうかは、実際の鉄材の状態を確認したうえで判断する必要があります。
ギロ材A|厚みのある鉄骨や鋼材
ギロ材Aは、一般的に厚みのある鉄スクラップを中心とした区分です。
例えば、建物の解体で発生するH形鋼や重量のある鋼材、厚い鉄板などが挙げられます。
業界では厚さ6mm以上の鉄材をA相当として扱う例がありますが、厚さだけで査定が決まるわけではありません。
同じ鉄骨でも、長さや形状、付着物などによって区分が変わることがあります。
ギロ材B|鉄筋や中程度の厚みの鉄材
ギロ材Bは、Aよりも薄い鉄材などを対象とすることが多い区分です。
一般的な分類例では、厚さ3mm以上6mm未満程度の鉄材が目安とされています。
建設現場や解体現場から出る鉄筋、鋼材、鉄板なども、厚みや状態によってはBに分類されます。
ただし、鉄筋だから必ずBになるというわけではありません。
同じ種類の鉄材であっても、寸法や付着物によって査定が変わるため、実際の状態を確認することが大切です。
ギロ材C|比較的薄い鉄材
ギロ材Cは、比較的薄い鉄材を中心とした区分です。
例えば、軽量鉄骨や薄い鋼板、スチール製の部材などが該当する場合があります。
一般的には厚さ3mm未満の薄い鉄材が一つの目安になりますが、具体的な基準は買取業者によって異なります。
また、薄い鉄材にプラスチックやゴムなどの異物が付いている場合は、ギロ材としての取り扱い自体が変わることもあります。
「鉄でできているから、すべてギロ材として売れる」というわけではない点には注意が必要です。
同じ鉄スクラップでも買取価格が違う理由
ここまでギロ材の種類についてご紹介しましたが、気になるのはやはり買取価格ではないでしょうか。
鉄スクラップは重量によって買取金額が計算されますが、同じ100kgの鉄材でも、査定区分によって金額が変わります。
その理由の一つが、再資源化するまでに必要な加工や選別の違いです。
例えば、厚みがあり、異物の少ない鉄材と、薄い鉄板に別の素材が付着しているものでは、加工や選別に必要な手間が異なります。
また、鉄スクラップの相場自体も日々変動しています。
そのため、以前と同じ鉄材を持ち込んだ場合でも、買取価格が変わっていることがあります。
株式会社末徳では、ギロ材S・A・B・Cそれぞれの買取価格をホームページに掲載しています。
現在の価格が気になる方は、こちらをご確認ください。
なお、実際の査定金額は鉄材の状態や相場によって変わる場合があります。
ギロ材を売る前に確認しておきたいこと
ギロ材を売却する際は、いくつか確認しておくと査定がスムーズになります。
まずは、鉄材に鉄以外のものが付着していないかを確認してみてください。
例えば、コンクリートや木材、プラスチック、ゴムなどが多く付着している場合、鉄スクラップとしての評価に影響することがあります。
また、鉄材の大きさも重要です。
長い鉄骨や重量のある鋼材は、運搬や加工の方法によって取り扱いが変わる場合があります。
ただし、買取価格を上げるために、無理に鉄材を切断したり、付着物を取り外したりする必要はありません。
慣れない作業はケガにつながることもありますし、切断したからといって必ずしも査定が上がるわけではないためです。
判断に迷う場合は、そのままの状態でご相談いただくのがおすすめです。
また、事前に写真を送っていただければ、鉄材の種類や状態を確認する際の参考になります。
写真を撮影するときのポイントについては、以前のブログでもご紹介しています。
埼玉県でギロ材や鉄スクラップを売るなら
株式会社末徳では、埼玉県入間市にて鉄スクラップをはじめ、銅・アルミ・ステンレスなど、さまざまな金属スクラップの買取を行っています。
ギロ材についても、S・A・B・Cの区分を設けて取り扱っています。
「この鉄骨はどの区分になる?」
「鉄筋と鉄板が混ざっていても大丈夫?」
「解体現場から出た鉄スクラップをまとめて売りたい」
こうしたご相談も受け付けています。
また、持ち込みでの買取だけでなく、解体現場や工場などから発生する大量のスクラップについては、出張引取にも対応しています。
大型の鉄骨や重量物など、自社での運搬が難しい場合も、まずはご相談ください。
出張引取の内容については、こちらで詳しくご紹介しています。
スクラップの量や現場の状況に合わせたトラックの使い分けについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶ 8t・10t・12tトラックはスクラップ回収でどう使い分ける?
ギロ材の区分が分からなくても、お気軽にご相談ください
今回は、鉄スクラップのギロ材について、S・A・B・Cの違いや査定時のポイントをご紹介しました。
普段から鉄スクラップを取り扱っている方でも、形状や状態によっては区分の判断が難しいことがあります。
まして、初めてスクラップを売却する場合は、どの種類に該当するのか分からなくても当然です。
無理に区分を判断する必要はありませんので、気になる鉄材がありましたらお気軽にお問い合わせください。
なお、スクラップの重量がどのように計算されるのかについては、こちらの記事でも解説しています。
これから年末に向けて、工場や倉庫、作業場などの整理を進める機会も増えてくるかと思います。
使わなくなった鉄骨や鉄板、その他の金属類がありましたら、処分する前に一度、スクラップとしての買取をご検討ください。
お問い合わせは公式LINEから!
株式会社末徳では、公式LINEからスクラップの買取や出張引取についてのご相談を受け付けています。
ギロ材の種類が分からない場合でも、写真を送っていただければ、事前確認の参考になります。
「この鉄材は買い取ってもらえる?」
「今の買取価格を知りたい」
「現場まで引き取りに来てもらえる?」
といったお問い合わせも、お気軽にお送りください。
▼ 株式会社末徳 公式LINEはこちら
皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。
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